小児科とアレルギーの専門医によるクリニック


小児科・アレルギー科

小児皮膚科・内科

〒252-0244                    

相模原市中央区田名1909-1

TEL:042-760-7123

FAX:042-764-2178

医療機関名
きりんキッズアレルギークリニック
診療科目
  • 小児科
  • アレルギー科
  • 小児皮膚科
  • 内科
住所
〒252-0244
相模原市中央区田名1909-1
電話番号
042-760-7123
FAX
042-764-2178
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予防接種

予防接種の主な目的は、ワクチンで防げる病気を予防すること、かかってしまった際に症状を軽くすませることです。ただ予防接種で受診した医療機関でかぜがうつってしまうことがあります。それを防ぐために当クリニックでは、予防接種の枠を設けました。

公費負担の予防接種で、里帰り中や公費負担期間外などで自費となる場合、準備の都合上、予約された時点で当クリニックまでご連絡ください。連絡がない場合、準備が間に合わず接種不可能となる場合がありますのでご注意ください。

市からご自宅に案内が届く前から予約取得することが可能です(60日前から予約可能)。

予防接種 (予約制)

    14:15から 15:30

    予約する際、月齢、年齢、ワクチンの接種間隔には十分お気を付け下さい。予診票などの記載がありますので、14:15から15:00までにご来院下さい。原則、順番は受付順ですが、準備ができた方からなど順番が前後することがありますのでご理解のほどよろしくお願いいたします。

    また自宅で体温測定をお願いします。

    微熱などでご心配の方はクリニックで再度確認いたしますので、窓口に声をおかけください。

    Web問診の入力では予防接種や健診の予約取得とはなりませんので、インターネット予約システムから事前に受診希望日の予約を取得するようにしてください。

    市からご自宅に案内が届く前から予約取得することが可能です(60日前から予約可能)。

    ご不明な点はクリニックまで遠慮なく御連絡ください。

予防接種で来院される際の注意点

予診票と母子手帳をお持ちください。

予防接種は生後2か月から始まります。

詳しくは、日本小児科学会推奨の表(http://www.know-vpd.jp/children/index.htmを参照してください。

来院されたときにお子さんにあった予防接種のスケジュールや任意の予防接種や同時接種などについて、ご気軽にご相談してください。

最新のお知らせ

・当院は、相模原市の風疹予防接種促進事業の協力医療機関です。

・2024年4月1日から初めて予防接種を受ける方のスケジュールが変更となっていますのでリンクのPDFをご参照ください。

定期予防接種

  • 四種混合 (百日咳、ジフテリア、破傷風、不活化ポリオ) 
  • 五種混合 (ヒブ、百日咳、ジフテリア、破傷風、不活化ポリオ) ・・・2024/4/1から始めて予防接種を受ける方
  • 二種混合 (ジフテリア、破傷風) 
  • 肺炎球菌 
  • ヒブ (インフルエンザ菌b型)・・・2024/1/31生まで
  • B型肝炎
  • 麻疹風疹 
  • 水痘 (水ぼうそう) 
  • 日本脳炎 
  • BCG
  • 子宮頸がん
  • ロタウイルス 

任意予防接種

  • インフルエンザ
  • おたふくかぜ
  • A型肝炎 
  • B型肝炎 (1歳以降) 
  • 三種混合 (百日咳、ジフテリア、破傷風) (就学前と11-12歳)
  • 不活化ポリオ (就学前)
  • 日本脳炎 (7.5-9歳、1期の接種漏れの場合)

近隣市町村の予防接種について

相模原市は町田市と相互乗り入れを行っており、町田市の方も定期予防接種を公費で接種することが可能です。

現在、愛川町の方の定期予防接種を公費で接種することができません。

予防接種のスケジュールについて

生後2か月より予防接種をすすめましょう。

予防接種で防げる病気はたくさんあります。最近はワクチンの数が多くなり、のんびりするひまがない窮屈なスケジュールになっています。当クリニックでは、お子様にあったスケジュールを一緒に考えるお手伝いをいたしますので、遠慮なくご相談ください。(表②は2024/4/1~初めて予防接種を受ける方)

肺炎球菌ヒブロタウイルスB型肝炎四種混合
BCG麻疹
風疹
水痘
①生後2か月(1)(1)(1)(1)(1)



②①から4週間あけて(2)(2)(2)(2)(2)



③②から4週間あけて(3)(3)

(3)



④生後4-6か月ごろ

(3)

 (ロタテックの場合)






⑤生後5か月以降


(3)
(1) から20週以上あけて



1歳以降(4)(4)

(4)
(3) から1年後が推奨



② (2024/4/1~初めて
  予防接種を受ける方)
肺炎球菌ロタウイルスB型肝炎五種混合BCG麻疹
風疹
水痘
①生後2か月(1)(1)(1)(1)



②①から4週間あけて(2)(2)(2)(2)



③②から4週間あけて(3)

(3)



④生後4-6か月ごろ

(3)

 (ロタテックの場合)






⑤生後5か月以降

(3)
(1) から20週以上あけて



1歳以降(4)

(4)


ワクチンデビューは、生後2か月の誕生日

一般的なスケジュールの場合

生ワクチンについて

弱毒生ワクチンはBCG、ポリオ、はしか、風疹、水ぼうそう、おたふくかぜ、ロタウイルスなどで、病原体を継代的培養して弱毒化し、凍結乾燥したものを溶かして使用するのが一般的です。自然感染に近い免疫が得られ、長期にわたる効果が期待できます。副反応は接種数日から4週間位の間に起こります。

不活化ワクチンについて

不活化ワクチンは、五種混合、四種混合、三種混合、インフルンザ菌b型、肺炎球菌、日本脳炎、インフルエンザ、B型肝炎などで、強毒の病原体を不活化して製造されたワクチンです。基礎免疫獲得のための2回以上の接種と、数年ごとの接種が必要です。副反応は2日以内に現れることが多いです。

ブースター効果について

自然に感染したときでも、予防接種を受けたときでも、再感染、あるいは予防接種を再び受けると血中抗体が前より速く高く上がる性質があり、これを追加免疫 (ブースター) 効果といいます。再感染が無ければ抗体は段々と感染阻止レベル以下に低下していきます。生ワクチンでは抗体の持続は長期ですが、徐々に抗体が感染阻止レベル以下に低下するため2回接種が必要です。不活化ワクチンは2~3回の接種と数年ごとの追加接種が必要です。

同時接種について

予防接種は適切な時期に接種することで病気を防ぐことができます。現在、乳児期で受ける予防接種の種類が多く、各々1種類ずつ接種 (単独接種) していると適切な時期に必要とされているものが終らないためにワクチンで防げる病気にかかる危険性があります。同時に複数のワクチンの予防接種をすることを同時接種といいます。同時接種は海外で広く普及しており、単独接種と有効性や副反応ともに変わらないことが確認されています。日本小児科学会からも同時接種の必要性に関する見解が示されました。(2011.4.28) 当クリニックでの同時接種では、ワクチンの種類や組み合わせに制限を設けていません。但し、同じ日に他の医療機関で別の予防接種をすること (同日接種といいます) は日本では不可とされています (不可である根拠・理由はありませんが、厚労省の通達でなぜか不可とされています)。

卵アレルギーについて

最近はワクチンの精製技術が進み、卵アレルギーが問題になることはほとんどありません。世界保健機構 (World Health Organization, 以下WHO) はインフルエンザワクチンに含有するオボアルブミン量が10 μg/ml未満を推奨し、近年国内で生産されたインフルエンザワクチンに含有するオボアルブミン量は数 ng/ml以下です。摂取量と比べても桁違いに少なく、卵アレルギーの患者様に接種しても問題ないとの報告が多いです。ただし、卵アレルギーで問題になることはなくても、ワクチン自体で生じる問題はみな同じです。

血液検査で卵に陽性が出ていても、卵の入った加工品が食べられるようなら、接種しても問題ありません。卵によってアナフィラキシーなどの重症な症状を起こしたことがある場合でも接種可能な場合がありますので、一度、当クリニックにご相談ください。

卵を完全除去している、または卵の入った食品 (練り製品、つなぎ、その他加工品) を摂取したことのない方、重症アレルギーのかたでも接種可能なことがありますので、当クリニックにご相談ください。

なお、卵を利用して作られるワクチンは、インフルエンザワクチンと黄熱ワクチンです。

また麻疹風疹ワクチンとおたふくワクチンは、卵ではなくにわとりの胚細胞を利用して作られていますので、卵アレルギーでも通常通り接種してよいとされています。

集団免疫について

周囲や地域の方が多くの予防接種をすることで、周囲や地域の接種率が高くなり集団免疫が作られ、より流行しにくくなります。集団免疫を作ることで、免疫に問題があるお子様たちを予防接種で守ることができます。

インフルエンザワクチンについて

Q. 大人も接種できますか?

A. 接種に付き添ってこられる保護者のかたも、在庫状況によっては接種が可能です。その際には、お子さま同様に予約が必要となります。なお現在は大人の方の単独での接種は受付しておりません。ご了承ください。 

Q.妊娠中ですが、接種できますか?

A.まずは、かかりつけの産婦人科の医師にご相談下さい。2008年に発行された日本産婦人科学会のガイドラインでは、全妊娠期間においてワクチン接種希望の妊婦さんに接種することができるとされています。CDC (アメリカ疾病予防管理センター) においても同様に見解を示しています。

Q. 授乳中ですが、接種できますか?

A.接種できます。インフルエンザワクチンは病原性をなくした不活化ワクチンなので体内で増えることもありませんし、母乳を通して赤ちゃんに影響を与えることもありません。 

予防接種 (自費の場合、税込)

五種混合 (DPT-IPV-Hib)19,000円
五種混合 (DPT-IPV-Hib)19,000円
三種混合 (DPT)5,500円
二種混合 (DT)5,000円
15価肺炎球菌 (バクニュバンス)
未定
20価肺炎球菌 (プレベナー20)
未定
B型肝炎6,500円
麻疹・風疹 (MR)10,000円
水痘 (水ぼうそう)
9,000円
日本脳炎7,000円
BCG6000円
ポリオ9,500円
三種混合 (DPT) と ポリオ の 同時接種11,000円
子宮頚がん (シルガード 9価)
27,000円
インフルエンザ (13才未満は2回、13才以上は1回接種)
点鼻用インフルエンザワクチン (2歳から19歳未満)
ロタウイルス  (ロタテック 5価) 9,500円 (3回接種します)
ロタウイルス  (ロタリックス 1価)15,000円 (2回接種します)
おたふくかぜ7,000円
風疹7,000円
麻疹 7,000円

※2025シーズンは注射4000円、点鼻9000円